オーラルケア

気になる歯の茶渋や黄ばみ。自力で落とそうと頑張るのが無駄な理由

歯にうっすら沈着してしまった、
茶渋などのステイン汚れ。

自分で気づいて気になり出したら、
人前で歯を見せるのも恥ずかしくなってしまいます。

でもいくら自分で歯磨きを頑張っても、
なかなか落とせないのですよね・・・。

ステイン用の歯磨き剤を使ったとしても、
すぐには綺麗になりません。

今回は歯の茶渋や黄ばみ対策は、
『毎日のセルフケア』と『定期的なプロによるケア』の、
両方が必要というお話です。

茶渋などのステイン汚れって、どうして頑固で落ちにくいの?

ステインがなぜ簡単に落ちないのか。

毎日歯をしっかり磨いていても、
いつのまにかステインがついてしまうのか。

私が普段通っている、
クリーニング・ホワイトニング専門クリニックの先生に、
先日その原因を伺いました。

ステイン汚れというのは、
飲み物や食べ物の色素が歯に沈着したものです。

それだけなら毎日の歯磨きで落とせそうですが、
ステインが落ちにくいのは、
歯の表面で『バイオフィルム』と一体化しているからだそう。

バイオフィルムというのは簡単に言うと、
台所の汚い排水溝などによくできる、
ヌルヌルして落ちにくい汚れ
のこと。

その正体は、ネバネバ・ヌルヌルした細菌のカタマリが、
膜になって排水溝などにべっとり蓄積したもの
です。

汚れがたまるほど、
なかなか落ちなくて嫌になる、
あのヌルヌルです。

で、その嫌な『細菌のかたまり』=『バイオフィルム』は、
人の歯の表面にもできてしまうのです。

自然界と同様に、
人の口の中も様々な常在菌がいます。

その中には当然、
虫歯や歯周病の原因となる菌もたくさん。

で、バイオフィルムを落とすには、
毎日の丁寧な歯磨きが最低条件ですが、
それだけでは落としきれないのです。

汚れの溜まった排水溝の汚れが中々落ちないように、
日々蓄積するバイオフィルムを落とすのも容易ではありません。

毎日きちんと歯磨きやケアをしている人でも、汚れは蓄積する

私自身も、毎日磨き残しがないよう、
気を付けて丁寧に歯を磨いています。

更に『ジェットウォッシャー ドルツ』で、
歯ブラシで落とせない食べかすや歯と歯茎の間の汚れを、
徹底的に落とすようにしています。

ちなみに 『ジェットウォッシャー ドルツ』 は、
6年くらい前に使い始めて以来、
一度も虫歯ができていないので本当におすすめ
です。

にもかかわらず、
1~2か月おきで定期的にクリニックに行くと、
もう歯石ができていたり、
歯の裏側などにステイン汚れもできていたりします。

歯の裏側や聞き手側の歯は、
ちゃんと磨いたつもりになっていても、
どうしても磨き残しが多くなるんですね。

それは私だけではないようで、
クリニックに通っているお客さんの多くが、
日々のセルフケアをしていても、
ステイン汚れや歯石はできる
そうです。

クリーニング・ホワイトニング専門クリニックに通うお客さんは、
人並み以上に歯の見た目やオーラルケアに気を遣っている人が多い
です。

そういう人ですら、
自分では落としきれない汚れが蓄積されているのです。

なので、歯の健康と美しさを保ちたいのであれば、
ほとんどの人がセルフケアだけでは不十分になります。

毎日しっかりセルフケアするのはもちろんですが、
クリニックでの定期的なケアで、
蓄積したバイオフィルムやステイン汚れ、
歯石を落としてもらう
ことが大切です。

そうすることで、
年齢を重ねても清潔感が保てるのはもちろん、
歯や歯茎の健康を維持でき、
口臭予防にもなります。

歯が綺麗になると、肌まで綺麗に見える。

私もホワイトニングとクリーニング両方で定期的に通っていますが、
通い始めと今とでは、まるで別人の歯のようです。

毎回ビフォーアフターの歯の写真を記録してくれているので、
先日行った際に、初回の施術前の写真と、
最近の写真を比べて見せてもらったんです。

そうしたら最初の頃の歯は、
自分の歯だと認めたくないぐらい、
全体的に暗く黄ばんでいて、
ところどころステイン汚れが目立って
いました。

よくあんな状態で人に歯を見せていられたなと、
今になって恥ずかしくなりました。

歯が白くなってからは、
久々に会った人から、
肌が明るく綺麗になったと言われる
ことが増えました。

これはレフ版効果で肌が明るく綺麗に見えるからだそうです。

歯そのものを見てどうこう、というよりも、
顔全体の印象が明るく変わるので、
高価な美白化粧品やフェイシャルエステよりも、
費用対効果が高い
なと思います。

最初は茶渋を気にして通い始めたクリニックですが、
汚れがさっぱり消えたのはもちろん、
肌がきれいに見られるほど歯が白くなったので、
通ってみて本当に良かったなと実感しています。

昔通っていた普通の歯医者さんでも、
最低限の歯石や茶渋は落としてくれましたが、
見た目が美しいレベルまでは求められませんし、
痛みを感じたりと、通うのも憂うつでした。

これはもう保険の適用範囲なので、
仕方のないことですね。

けれどホワイトニング・クリーニング専門クリニックであれば、
徹底的に見た目を綺麗にしてくれ、痛みもほとんどありません。

私が通っているのは『ホワイトエッセンス』というクリニックですが、
サービスもまるでエステのようで、
綺麗な個室で落ち着いて受けられるので、
通うのも楽しみになります。

清潔感が失われていく大人こそ、歯には投資するべし

歯を含めたオーラルケアは、
確かにお金はかかりますが、
ケアを怠ることによる損失の方がが大きい
と思います。

ステインや加齢による歯の黄ばみで、
見た目の清潔感が失われたり、
歯周病菌によって口臭が酷くなれば、
清潔感のない印象を人に与えてしまいます。

更に信頼がなくなったり、
嫌われたりする原因にもなります。

欧米では歯を美しく健康に保つために、
予防歯科や審美歯科が当たり前になっていますが、
日本はまだまだ歯に投資する人が少なすぎます。

でも日本でも口元の清潔感の重要性を知っている人は、
性別・年齢問わずクリニックに定期的に通っています。

私もこうしたクリニックは女性客ばかりだろうと思っていましたが、
通ってみると待合室は男性・女性の割合は半々くらい。

ビジネスマン風の男性から学生っぽい若い男性、
フリーランス風の男性まで、
清潔感のある身だしなみの男性が多く来ています。

特にビジネスでは清潔感がないだけで、
信頼度が落ちたり印象が悪くなる
ので、
気を遣う男性が多いのもうなずけます。

口元の不潔感や口臭は、
面と向かって指摘しにくい
ため、
本人も理由がわからないまま、
人が離れていくという事はよくあります。

実際に身近な人の口臭や清潔感の無さを、
本人に言えないまま苦痛に感じている人
は多いのです。

口元の清潔感は、
年齢を重ねるほど失われていきますので、
気を付けても気を付けすぎることはない、

位に捉えていた方が良いですね。

私にとって歯への投資は決して安い出費ではありませんが、
永久脱毛以来のコスパ抜群な良い買い物となっています。