こんにちは、みりりっこです。
今回は「毎日の習慣の積み重ねが顔をつくる」というお話です。
最近、年齢を重ねていくにつれて、
肌のハリがどんどんなくなっていくのを実感します。
若いころは顔にシーツなどの跡がついても、
すぐに綺麗に消えてたのに…。
悩み始める前は、
「単にハリがなくなるだけなら外見的にはそう変わらないだろう」
と思っていましたが、深刻な問題があるのでした。
ハリはお肌の弾力ですが、
ハリがなくなるということは、
元に戻る力が弱くなるということです。
アイロンのように、変に癖付けされると、
それがどんどん元に戻りにくくなるのです。
ハリがある肌ならシワをつけてもすぐに戻りますが、
ハリのない柔らかい肌だと、
シワができたらずっと残ってしまいます。
また人の体にある関節で、
一番動く回数が多いのは『あご』です。
しかも噛み合わせる時は、
体重の1.5倍から2倍ほどの力がかかると言われ、
体の中でもゆがみやすい場所なんですね。
『あご』のゆがみも放置すると、
顔にたるみやシワができたり、
輪郭がゆがんだりする原因になります。
『ハリの低下』や『あごのゆがみ』が後押しして、
ちょっとした仕種でも癖になっていると、
日々の積み重ねで顔が変わってしまうんです。
顔がたるんだりゆがんだりして、
どんどん老け顔を作ってしまうのです。
顔をたるませ、ゆがませる癖とは?
日常で何気なくやってしまいがちな習慣のなかに、
顔を悪い方向に変えてしまう癖が潜んでいます。
私もついやってしまう癖が多いので、
はっと気づいた時に直すように心がけています。
かみしめる癖がある
これはエラが張って顔が四角くなる原因になります。
実は私がこれまでで一番後悔している癖で、
子どもの頃から歯を無意識に噛みしめていました。
私は子どもの頃からエラが張っていて、
容姿の中でも一番コンプレックスでした。
知らない男性に「顔が四角いね(笑)」などと、
馬鹿にされてからかわれたり、
最も心に傷がつく原因となったコンプレックスでした。
生まれつきの骨格のせいだと思って諦めていたのですが、
実はエラの張りは骨格よりも、
筋肉が発達しすぎた状態だったのです。
これを知ったのはつい数年前なので、
もう本当に後悔しまくりでした。
一番のコンプレックスの原因を、
自分の無意識の癖が育てていたのですから。
では、なぜ噛みしめる癖があるとエラが張るのでしょう。
口を閉じている時も上下の歯が合わさっていると、
咬筋や側頭筋に力が入った状態になります。
そうすると咬筋が余計に鍛えられて、
厚く硬くなっていきます。
それがエラが張って顔が四角くなる原因になるのです。
更にあごがゆがむ原因にもなってしまいます。
食事の時以外は、口は閉じた状態でも、
上下の歯はわずかに隙間を開けておくことが、
エラ張りやあごの歪みを防止するそうです。
私は既にエラが張ってあごもゆがんでしまっているので、
改善されるには時間がかかりそうですが、
歯を噛みしめないように気を付けて生活するようになりました。
姿勢が悪い
姿勢が悪くて猫背になると、
顔もたるみやすくなります。
顔と体はバラバラではなく、
一枚の筋膜でつながっています。
猫背になると背中から頭までの筋膜が伸びて、
反対に顔からおなかにかけての筋膜がたるみます。
悪い姿勢のせいであごの位置も前や下へとずれてくるので、
あごを支える筋肉が支えられなくなり、
あごが下に落ちてきます。
そうすると皮膚も引っ張られて下へ下へ。
だから顔のお肉がたるんでしまうんですね。
ちなみに顔だけでなくお腹もたるみますし、
バストも垂れます。
猫背は本当に良いことなしです。
顔のどちらかだけに負荷をかけてしまう
これも顔をゆがませたり、シワができたりする原因になります。
- 夜眠るとき、いつも同じ側の横向きで寝る。
- 頬杖をつく癖がある。
これは下になった側の頬に重みがかかり、
ほうれい線が深くなる原因に。
頬杖もそうですね。
若いうちは良いのですが、
肌にハリがなくなると元に戻りにくいので、
ほうれい線ができたり顔がゆがむ原因になります。
- 食事の時にいつも同じ側で噛んでいる。
- いつもどちらかの側だけ食いしばっている。
これも顔がゆがむ原因になります。
噛み合わせが悪かったり、虫歯を放置したりしていると、
どちらかの歯だけで噛むようになりやすいです。
早めに歯医者に相談した方が良いですね。
まとめ
長年のあごへの負荷による歪み、肌のハリの低下と、
年を重ねるほどに、顔を変形させる要因が山積みになります。
それらは顔の老化を加速させてしまいます。
いくら肌のお手入れをしていても、
日々の癖の積み重ねが老化を招いてしまうのです。
でも日常のちょっとした癖を自分で気を付けることで、
顔の老化を遅らせることができます。
特に姿勢を改善することは、
全身のスタイルアップにもつながり一石二鳥です。
ちょっとした習慣を変えるだけの、
誰でもできるアンチエイジングなので、
是非取り入れてみて下さい。
それではまた。