こんにちは、年明けからホエイプロテインを飲み始めた みりりっこです。
飲み始めたときは、
「うっぷ、胃が受けつけない感じがする…」
「飲みにくいなー…」
と感じていましたが、今ではすっかり慣れてしまい、むしろ
「あれ、もしかして美味しいんじゃない?」
とすら感じるように。
特に、チャンピオンのピュアホエイプラス ココアモカ味が普通にうまい。
若干ダマが残りやすいのですが、そのザリザリ感すらも美味しく感じます。
チャンピオン ピュアホエイプラス プロテイン ココアモカ 2.18Kg
始める前までの抵抗感はどこへやら。
今では飲むのが苦痛じゃないどころか、少し愉しみにすらなってきました。
そんな少し前まではほとんど無知だった初心者の目線から、プロテインの基礎知識についてまとめていこうと思います。
私と同じように慢性的に体調が良くない人や、プロテイン初心者さんの参考になれば嬉しいです。
そもそも『プロテイン』って何?
プロテインというのは、そのまま英語で『タンパク質』という意味ですね。
でも一般的に『プロテイン』というと、タンパク質を主成分としたサプリメントのことを指すことが多いです。
私たち人間の体は、水分を除けば大部分がタンパク質でできています。
「プロテインを摂取する」
というと、特殊なことのようにとらえる人もいるかもしれませんが、そもそも私たち自身がプロテインの塊。
それに、普段食べる肉・卵・魚・大豆などにもプロテインは含まれています。
以前の私は、
「『プロテイン』って筋肉のこと?」
などと勘違いしていましたが、筋肉だけでなく、骨も内臓も、血液も、髪の毛や皮膚や爪も、体中が主にタンパク質で作られています。
しかもどの部分のタンパク質も、常に合成と分解が繰り返されているので、材料となる新しいタンパク質を供給し続けなくてはなりません。
タンパク質が足りないままだと、体の中のタンパク質が使われて分解された、使い古しのアミノ酸が使われますが、使い古しのアミノ酸には問題があり、様々な病気の原因になるのだそう。
その体にとって、超絶重要なたんぱく質を、効率よく摂取できるサプリメントが『プロテイン』なのです。
名前そのまんまなので、ややこしいですね。
プロテインはどんな人におススメ?
プロテインを日常的に飲んでいる人に多いのは、ボディービルダーやアスリートをはじめ、ジムなどで体を日々鍛えている体育会系の人たちです。
トレーニングの後で、損傷した筋肉を修復するのにタンパク質が必要だからです。
せっかく苦労して鍛えても、タンパク質が足りないと筋肉が増えるどころか減ってしまうので、彼らはせっせとプロテインを飲んでいます。
でも、上でも書きましたが体の中でタンパク質を必要としているのは筋肉だけではありません。
私たちの体は内臓から皮膚から血液まで、全身タンパク質だらけなので、ボディービルダーやアスリートでなくたって、タンパク質は必要なんです。
慢性的に体調が良くない人、メンタル不調の人、成長期の子ども、妊婦さん、授乳中のお母さん、高齢者、などなど、もう性別年齢関係なく、タンパク質が必要でない人はいません。
一日にどれくらいの量を飲む必要があるの?
タンパク質は、最低でも自分の体重1キロあたり1gは必要といわれていますが、これはギリギリのラインです。
体質を改善したいなら、体重1キロあたり1.5~2gは摂りたいところ。
でも日本人の場合、体重1キロ当たり1gすら、ちゃんと摂れている人は多くなさそうです。
というのも、タンパク質を含む肉や卵を50g食べても、その50gが全てタンパク質ではないから。
当然、水分や他の成分も入っているので、50g分のタンパク質を摂ろうと思うと、もっとたくさん食べる必要があります。
良質なたんぱく源である卵3個+牛肉200gで、ようやく約50gのタンパク質なので、それ以上がっつりたべるのは、特に女性には厳しいです。
例えば体重50kgの女性が一日50gのタンパク質をなんとか摂れてはいても、更に体重1kgあたり1.5~2gを目指そうとなると、食事からだけでは厳しいですよね。
しかも動物性タンパク質は、良質なたんぱく源ではあるけれど、カロリーも高いし、いっぽう植物性タンパク質は吸収率が悪いので超大量に食べないといけなくなるし。
十分な量のタンパク質を食事だけで摂ろうとするのは、お財布にも胃袋にも過酷すぎます。
なので、効率的に無理なく不足したタンパク質を補うために、プロテインが活躍するわけです。
食事でも肉や卵をしっかり食べる高タンパク食を基本にしつつ、毎日プロテイン20gx2回飲めるようになるのがおススメ。
もっと飲めるなら20gx3回でも更に良しです。
ですが、タンパク質不足が長年続いている人などは、最初からこの量が飲めない人も多いそう。
なぜかというと消化酵素もタンパク質からできているので、タンパク質不足の人は摂取したタンパク質をスムーズに消化できないから。
「胃がむかむかして飲めないよー」
という人は、最初は5gx3回など、少量からスタートして、徐々に増やしていくのが良いです。
2~3か月も継続すれば、タンパク質の消化吸収能力が上がって無理なく飲めるようになるそうですが、長年玄米菜食を続けてきた人など深刻なたんぱく質不足の人は、タンパク質不足を解消できるまで1年以上かかることもあるそう。
いつから始めようと悩んでいる人も、思い立ったら即、始めたほうが良さそうですね。
どの種類のプロテインを飲めばよいの?
プロテインの主な種類には、牛乳を原料とするホエイプロテインとカゼインプロテイン、大豆を原料とするソイプロテインがあります。
でも吸収率の高さや必須アミノ酸の多さでいったら、『ホエイプロテイン一択』です。
実際に今のプロテインの主流はホエイプロテインで、市場のおよそ8割を占めているそう。
ホエイプロテインは牛乳を原料としているので、牛乳でお腹を壊してしまう体質(乳糖不耐症)の人は心配かもしれませんが、その場合は原因となる乳糖(ラクトース)を含まないWPI(ホエイプロテインアイソレート)がおすすめです。
ホエイプロテインには2種類あります。
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)
・タンパク質含有量は約80%。
・乳糖や乳脂肪を含みますが、WPIより安価。
WPI(ホエイプロテインアイソレート)
・タンパク質含有量は約90%。
・WPCよりもタンパク質の含有量が高く、乳糖や乳脂肪がほとんど含まれない。
・WPCより若干高めです。
ちなみに私が今飲んでいるプロテイン、
『ビーレジェンド』はWPC、
『チャンピオン ピュアホエイプラス』はWPIです。
…私はどっちでも問題なく飲めています。
ビーレジェンド ホエイプロテイン ベリベリベリー風味 1Kg
どちらにせよ80%以上もタンパク質が含まれているので、乳糖不耐症など問題がないなら、好みで選んで良いと思います。
まとめ
プロテインはボディービルダーやアスリートの飲み物というイメージを持つ人も多いとは思いますが、身体にとって最も大事で、かつ食事からでは十分に摂るのが難しい『タンパク質』を簡単に、効率よく補給できるドリンクです。
日頃の疲れが抜けなくて不調続きの人や、筋肉を減らさずに綺麗に痩せたい人、年をとっても健康でいたい人は、色々な健康ドリンクなどを飲むよりも、まずはホエイプロテインを試してみるのがおススメです。
それではまた~。
『医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる』藤川徳美著