ダイエット

タンパク質不足なので金森式一時中断!?

こんにちは、絶賛胸焼け中の、みりりっこです。

断糖高脂質(金森式)1か月と2週間経ちましたが、ちょっと血液検査の結果を受けて、いったん高タンパク食を優先することにしました。

血液検査で、タンパク質が不足していることが分かったからです。

タンパク質不足で金森式を一時中断しないといけない理由は、金森式はタンパク質不足がないことが大前提だから。

タンパク質が足りているかを測る指標、BUN(尿素窒素)値が20に満たなければ金森式のスタートラインに立てないのです。

これは金森式に限らず、どんなダイエット法にも当てはまります。

私自身、藤川徳美先生の本で勉強し、今年初めころから本格的に高タンパク食・低糖質・メガビタミンを始めてBUN値が上がり、タンパク質不足も解消されたと思っていました。

けれど長年の糖質過多な食生活の弊害は大きく、金森式を始めてタンパク質の摂取量とタイミングを制限し、脂質を大幅に増やしただけで、あっという間にBUN値が半分近くまで下がってしまいました。

ここ最近、サプリを飲むと胃がむかむかして受け付けない感じがしていたのも、恐らくタンパク質不足のせいでしょう。

人間の身体が本来は適応していない、大量の糖質を食べる食生活の悪影響の大きさを、身をもって実感した出来事でした。

しばらくは高タンパク食優先で、金森式を再スタートできる状態に回復するまで、質的栄養失調の改善を地道に続けようと思います…。道のりは長いなあ…。

アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事
マーク・ハイマン(著)・金森重樹(監訳)

なぜタンパク質不足では金森式がうまくいかないのか?

これは分子栄養学、とりわけ質的栄養失調について学んでいれば、ごく当たり前なことですが、タンパク質が不足していれば金森式に限らず、糖質制限も他のあらゆるダイエットもうまくいきません。

学び始めてさほど経っていない初心者の私にもわかる、ごくごく基本的なことです。

タンパク質は水を除けば体の大部分を占める物質であり、食べ物を消化吸収する消化器官も、消化酵素もタンパク質でできています。

だからタンパク質が不足していれば、金森式で必須のビタミン・ミネラルサプリや大量の脂質も消化吸収できず、身体が受けつけないのです。

それに加えて、糖質過多な食生活を送っている現代人の多くは、過剰な糖質と体内のタンパク質が結びつき、身体のあちこちが『糖化』しています。

これが肌ならコラーゲンが糖化してシワになるし、胃が糖化すれば消化能力が低下し、食事で摂ったお肉などの肝心なタンパク質の消化もままならなくなります。

よく高齢の方や玄米菜食の人が肉を食べると胃がむかむかする、というのは肉が悪いのではなく、長年の糖質過多な食生活で胃が糖化しているからですね。

更にタンパク質は全ての代謝(体の中で行われる化学反応)に必要な主酵素です。

そしてビタミンやミネラルは補酵素として働くので、肝心なタンパク質が不足していれば、いくらビタミン・ミネラルを大量に摂ったとしても活用しきれません。

金森式を始めた人の第一の障壁となる『ケトフルー』との違いはどうでしょう。

これが、単に何らかのビタミン・ミネラル不足、体内炎症など別の要因によるケトフルーであれば、断糖高脂質食を続けながらの改善も可能でしょう。

けれどタンパク質不足だけは別で、ここを改善しないまま強行しても、いずれ体を壊す可能性が高いと思います。

ケトフルーなのか、それともタンパク質不足なのかを見極めるには、血液検査で現在のBUM(尿素窒素)を知るしかありません。

それにBUN値はウィルス感染時などにはインターフェロンや抗体の生成のためにタンパク質の消費量が大幅にアップするので、普段足りていても急激に不足する場合もあります。

大けがや大火傷など、体が大きなダメージから回復する際も同様ですし、出産でも鉄と共に大幅に消耗します(産後うつの原因)。

BUN値は常に一定ではないのです。

一度十分な数値に達したからといって油断せず、定期的に血液検査で確認することが必要です。

こんな人は要注意

金森式はタンパク質不足のない人が、ルールを厳格に守って行えば短期間で素晴らしい減量効果・健康効果が得られるので、そのインパクトに惹かれて気軽に始めてしまう人が多いように見受けられます。

けれど、誰でもすぐに始められるわけではありません。
特に次の例に当てはまるような人は、要注意。

  • 過去にカロリー制限や、無理なダイエットの経験がある
  • 精神疾患・不調がある(うつ、パニック障害、産後うつ、摂食障害など)
  • 外食やファストフード、コンビニ弁当など糖質・オメガ6過多の人
  • 長年動物性タンパク質を避け、炭水化物中心の食生活をしてきた人(ヴィーガン食や玄米菜食)

藤川先生の症例集などを読むと、こうした傾向にある人はタンパク質不足の人が多いです。

女性は更に鉄も不足しているので、精神疾患や摂食障害の原因にもなります。

自分の数値を把握していない人も多いと思いますが、一度血液検査で把握し、不足しているようなら金森式を始める前に質的栄養失調、特にタンパク質不足を最優先で改善した方が良いのではないかと思います。

把握していないと、不調が出てもケトフルーと勘違いし、我慢して乗り切ろうとしたり、あれもこれもサプリを増やしたりして、却って体調を悪化させる恐れがあるので。

タンパク質不足、質的栄養失調歴が長く深刻な人ほど、BUN値の回復には時間がかかります。

私自身もそうでしたが、様々なダイエット手法に目移りする人は、他人と比べて焦ったり、結果を急ぎ過ぎる傾向が。

でもそれは結果として遠回りになり、更に健康を失うことになるので、自分の体が今、何を改善すべき段階にあるのかを冷静に判断できるように、知識をつけることが重要です。

高タンパク・低糖質・メガビタミンの場合、タンパク質は頻回摂取になるし、十分量を摂取するためにホエイプロテインも取り入れるので、断糖高脂質食に比べれば痩せるスピードはかなりゆっくりです。

タンパク質の頻回摂取でインスリンの追加分泌が増え、一時的に太ることもあるでしょうが、長年の糖質過多な食生活でダメージを負っている身体には必要なプロセスだと考えています。

私自身も断糖し、添加物を避ける(プロテインはやむなしとして)、オメガバランスを重視する、など金森式のルールは可能な限り守りつつ、当分は高タンパクを優先して様子を見ていくつもりです。

それではまた。

↓タンパク質不足・何らかの不調を抱える人におススメの本↓

『医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる』 藤川徳美(著)