ライフハック

習慣ミニマリストのススメ

こんにちは、みりりっこです。

私は大人になって以来ずっと、
やりたい事はたくさんあるのに忙しくて時間がなくて、
結局何もかもが中途半端で終わってしまう。

そんな悩みが、
いつもいつも、
つきまとっていました。

で、いつの間にか年を取って、
あっという間にアラフォーに。

人生は有限だなっていう事を、
ヒリヒリするぐらい実感しています。

でも今は忙しいながらも、
毎日やりたいことのために、
なんとか時間を作れるようにしています。

といっても一日の時間が増えたわけでも、
仕事の勤務時間が減ったわけでも、
休みが増えたわけでもありません。
そんなに現実は甘くないです。

『いらないもの』をとにかく捨てていったからです。

ただし捨てたのは『モノ』ではなく、
『習慣』です。

今最小限のモノで暮らす、
ミニマリストのライフスタイルが注目されていますが、
私も少し前はそんな身軽な生き方に憧れていました。

でも形だけ真似て、
いくら不要な物を手放しても、
身軽になった感は得られませんでした。

結局私は『持ち物をいかに減らすか』、
という点ばかりに着目していたんですね。

女性のミニマリストの方がよくやってるような、
モノトーンカラーで統一したオシャレ収納なんかに憧れて、
結局余計な収納グッズを増やしてしまったり。

我ながらほんとアホだなと思いますね。

しかも物をいくら減らしても、
やりたい趣味や勉強が多すぎて、
それらに必要なものは増える一方。

そんな増え続ける「やりたい事」と「モノ」の量に、
くたびれてしまった頃に出会ったのが、
『不要な習慣を徹底的に捨てる』という考え方でした。

今回は不要な『習慣』を捨てるための、
3つのポイントについてお話します。

あれもこれもやろうとするとパンクする。『選択と集中』が最強。

何かを極めたいのであれば、
あれもこれもやろうとせず、
1つのことに対して『選択と集中』で取り組むのが、
結局のところ最短ルートだと思います。

実際にこれまで私の人生の中で、
あれもこれもやろうとしている時は、
たいてい何もかもがうまくいきませんでした。

反対に、
何か一つの事だけに集中して取り組んでいる時は、
大きく成長できたり、
密度の濃い時間を過ごせました。

私はもともと多趣味です。
何か作ったり絵を描いたりするのが好きで、
手芸系のワークショップにも良く参加していました。

勉強もわりと好きで、
興味が赴くまま色んなジャンルの本を読み漁ったりします。

一見それは『良いこと』に見えるかもしれませんね。

でも言い換えれば「熱しやすく冷めやすい」ため、
ちょっとかじっては別の事に興味が行くという。

全てが中途半端な状態で、
何一つ極められていませんでした。

例えば、
去年私が中途半端に手を付けたのは、
ブログ、投資の勉強、資格の勉強、趣味の習い事、Twitter、etc.

結局どれも続かず、
本気になれず、
何一つとして形になりませんでした。

いつもいつも、
同時にいろんなことをやろうとして、
途中で飽きたり力尽きたり。
本当に懲りない奴でした。

おまけにお金も無駄に使ってしまいましたし(泣)。

でも今はマーケティングやライティングなど、
ネットビジネスに必要なスキルの勉強と実践に集中しています。
このブログもそうですが。

これらの勉強にもお金はかかってますが、
以前のようにあれもこれも目移りして、
無駄に散財するのは止めました。

おかげで今はかつてない程、
集中して新しい知識を吸収しています。

これも今一番大事なことだけに、
時間・やる気・お金を、
全力集中するようになったからです。

同時にあれこれ手を出して失敗しまくってきたからこそ、
『選択と集中』は何をやるにしても、
最強だなと実感しています。

「〇〇しないといけない」の思い込みから自由になる

とはいえ、
やりたいことが1つに絞れたとしても、
毎日仕事に家事に忙しくて、
時間が捻出できない!なんて時もよくあります。

一日はどうやたって24時間で、
それ以上増えません。

今抱えている事を手放さない限りは、
時間が増えないのも事実なんですね。

そんな時は、
『やらないといけない』と思っている事を、
疑うようにしています。

毎日やっている家事や生活習慣など。

本当にやらないといけないのか?
それとも『やらないといけない』と、
思い込んでいるだけなのか?

試しに捨ててみると、
大半の事は『やらないといけない』という、
思い込みに過ぎなかったことに気づきました。

例えば『毎日きちんとやらないといけない』、
と思っていた色々な家事。

私は独身一人暮らしなので、
家事にかける手間暇は、
既婚で子育て中の同世代の女性に比べると、
はるかに小さいと思います。

それでも家事の「あるべき姿」は、
自分の母親が基準になっていました。

私の母は専業主婦で、
家事全般をきっちりこなす人です。

その影響で自分も一人暮らしを始めた頃は、
母の家事のやり方を思い起こして、
真似るようにやっていました。

けれど一人暮らしに慣れていくうちに、
「あれ?これってやらなくて良くない?」と思い、
一つ一つ捨てるように。

実際に捨ててみても、
生活に支障が出ることはほとんどなく、
もともとそこに消費していた時間が浮くので、
どんどん身軽になっていきました。

自炊も以前は毎日作っていましたが、
年々省力化を進めてます。

今やヒドイもので、
休日の2~3時間に簡単な常備菜を作るのみで、
後は気分次第で総菜をプラスしたりで十分に。

食事自体も以前は、
「一日3食がっつり食べなきゃ」だったのを、
今は朝食をやめるなど回数自体を減らしていますし。

洗濯の頻度も最小限になりました。
その分タオルの枚数が増えるので、
バスタオルのサイズを小さくしたり、
フェイスタオルを手ぬぐいにしたり。
(速乾だしコンパクトなので)

浴室も最低限のモノしか置かず、
掃除の手間を最小限にしたり。
(風呂イスも捨てました)

実家時代に当たり前だった習慣や持ち物が、
独立してからの暮らしでも必要とは限らない、
と気づくのは結構楽しい発見です。

本当に大事なことに全力集中すると、余計な習慣を捨てられる

一番やりたいことに対して、
使える時間のすべてを投入して集中しようとすると、
必然的に余計なことをする時間がなくなります。

自分の経験上、
こういう時が一番、
不要な習慣を捨てやすいです。

例えば今日中に絶対にやらないといけない仕事があれば、
それ以外の事をやってる余裕はなくなりますね。

他にも何かに没頭していると、
それ以外の事は忘れたり、
気が回らなくなったり。

自分はもともと何かに夢中になると、
寝食忘れて没頭するタイプです。

例えば面白い小説や漫画などに夢中になっている時。
それが長編ものだったりすると、
もう大変です。

休日であれば外に一歩も出ず、
食事も面倒になり、
食べてもレトルトなどをかき込みつつ、
死んでも本から目を離さない。

眠かろうと疲れで体が震え出そうと、
気絶寸前まで読み続けます。
最後までイッキ読みです。

ハマるものは割としょうもないものも多く、
時にはアニメやラノベを、
イッキ観・イッキ読みすることも珍しくないです。

(自分がゲーマーにならなくて本当に良かったと思います。
確実に没頭するだけでなく廃課金兵になってたハズ…。)

そんな時はもちろん家事も最小限に済ませます。

一見ダメ人間の暮らしですが、
そういう時間が一番充実感を味わえるのも事実です。

ただ努力しなくても夢中になれる娯楽作品はともかく、
努力が必要な学んでアウトプットする習慣は、
最初は意気込んでいても、
やる気はいずれ低下してしまいます。

私のように熱しやすく冷めやすい性格なら尚更です。

なので本当に努力を継続したいのであれば、
自分の『やる気』を信じるのではなく、
『やらなきゃいけない状況』に追い込むのが効果的です。

私は今、勉強に集中するため、
仕事中や睡眠・入浴を除いて一日のほとんどを、
音声教材をずっと聞き続ける生活を送っています。

自分でも変態レベルだと思いますし、
人に話すと『狂ってる』と言われそうなので、
本当に仲のいい人にしか話していませんが。

更に親友に協力してもらって、
学んだことをまとめて音声にしてアウトプットし、
毎日ノルマとして達成報告をさせてもらってます。
(サボったら罰金一万円を払う約束にしています。)

おかげで毎日目標達成することを最優先に時間を使うようになり、
テレビやSNSをだらだら見る時間も、
一切なくなりました。

たぶん自分の『やる気』だけに頼っていたら、
確実に数日でサボり始めていたと思います。

でも罰金つきで誰かに宣言と報告を義務付けると、
自分とは思えない程継続できるようになりました。

これは協力してくれている親友に感謝しかないですが。
私が変なことを言い出したり始めたりしても、
動じない相手がいるのって、
ありがたいですね。

努力しなくても没頭できることならいいですが、
継続に意志力が必要であれば、
意志力ではなく強制的に自分を追い込む状況を作ってしまう、
というのも自分のようなサボり魔には効果的です。

最後に、不要な『習慣』を捨てると、結果的に『モノ』も減っていく。

こんな風に、
自分は大事なことだけに集中していくうちに、
重要でない習慣や趣味に時間を使わなくなっていきました。

そうすると、捨てた習慣にまつわるモノも、
結果的に不要になるので、
モノ自体も減っていったりします。

やることが少なければ、
使うものも少なくなるものですね。

自由に使える時間は限られているので、
これからも本当に大事だと思うことに集中できるように、
習慣をミニマムにしていきたいと思います。

それではまた。