こんにちは。
体調を崩してからというもの、ここ半年ほど、体質改善のために健康本を読み漁る日々を送ってきたみりりっこです。
おかげで良書に出会い、すっかり元気になってきましたが、同時にすっかりガチな健康オタクになってしまいました。
で、ようやく最近、体調が良くなって心に余裕が出てたからか、ふと気付いたんです。
「私、女子力、めっちゃ低くなってない…?」
もちろん健康を失えば美容も趣味も仕事も、何もかもがダメになるので、健康が一番大事なのは変わらないのだけれど。
体調が悪いのを言い訳に、楽な方へ楽な方へ流れているうちに、すっかり意識が緩みきっていました。
例えば、以前は毎日履いていたヒール付きのパンプスは、長らく靴箱にしまわれたまま。
いつのまにか、体が楽だからと毎日ぺたんこ靴かスニーカーばかり履いていました。
服もウエストが楽な服ばかり着ていたら、ウエストサイズの増加に歯止めがかからず…。
「このままではいけない」
このままだと、異様に健康にくわしい健康馬鹿一代のまま、人生が終わってしまう。
流石に焦ってきたので、気合いを入れ直すため、久々にとある憧れの女性の本を読みました。
そのお方は、マダム由美子さん。
奇跡のエレガンス・ポーズ ダイエット/マダム由美子著
マダム由美子さんは、バレエの経験を活かして、ハイヒールでの歩き方や、エレガントな所作のレッスンをされている先生です。
実は数年前に、マダムのレッスンに通っていたことがあり、その妖精のように美しい立ち居振る舞いを間近で見て、すっかり魅了されていたのでした。
マダムの本当の美しさは、本やネットなどの画像で拝見するよりも、実際にご本人を目の前にすると分かります。
始めてレッスン会場でマダムが現れたときのインパクトは、今でも忘れられません。
これほど何気ない動作のひとつひとつまでが完璧に美しい人を、それまで私は見たことがありませんでした。
そして自分の普段の動作がいかにガサツだったのかを、思い知らされました…。
身長は私とそう変わらないのに、身体の細さは私の半分くらいしかないのでは!?と思う程華奢でしなやかな体型は、自分と同じ人間とは思えない程。
華奢でも体幹がしっかりしているので、どんなに高いピンヒールを履いていても全くぶれず、靴音も立てずに優雅に歩き回る姿に目が釘付けになりました。
おまけに、姿だけでも妖精のようなのに、更に心まで天使のように優しいのです。
とにかく教え方が優しい。
お声も優しく綺麗だし。
薄給の身にはレッスン料が高額すぎて、途中で資金が尽きて通えなくなってしまいましたが、そんな生ける妖精のような先生に直に教えて頂けるレッスンは、当時の教えをまだ鮮明に覚えているくらい楽しい経験でした。
本当はレッスンで直接教えて頂く方が効果は絶大ですが、今はそんなお金の余裕もないので、マダムの著作を読んで、自力で頑張ることにしました。
この本では、普段の生活でどんな筋肉を鍛えれば姿勢が良くなり、代謝が向上して痩せやすくなるかについて書かれています。
マダムやバレリーナがたくさん食べても太らないのは、普段使っている筋肉が普通の人とは違うから。
「エレガンス筋」と名付けられた体幹の筋肉群を鍛えるには、日頃の姿勢とヒールの高い靴を履くことがポイントです。
そこで久々にヒール靴を履いて、姿勢に気をつけて1日過ごしたら、なんと全身筋肉痛と、ものすごい疲労感が発生しました。
これを毎日、意識せずに続けていたら、それは痩せるはずだわ…と、遠い目になりました。
同時に、どれだけ自分の体を怠けさせていたのかを、思い知りました。
そういえば、レッスン受講者の中、日常生活でも教わったことをまじめに継続して、食事制限も運動もなしで痩せてスタイル良くなったという人はたくさんいました。
体幹が鍛えられて姿勢が良くなるので、実際に減った体重以上に痩せて見えるようになったのだそう。
それに痩せて姿勢が良くなるだけでなく、美しい所作も身につくので、魅力もさらに増すし。
そんなエピソードを思い出して、私も見習おうと思いました。
ただ体重を落とすだけでなく、どうせならあんな素敵な立ち居振る舞いができるようになりたいものです。
この本にある、
やせるから美しいのではなく、美しいからやせるのです。
というマダムの言葉は名言です。
ここで言う「美しい」というのは、容姿のことではなく、もちろん姿勢や立ち居振る舞いのこと。
今まで色んなダイエットをしてきましたが、糖質制限以外の食事制限は続かないし、筋金入りの運動嫌いなので筋トレも無理そうだし。
であれば、私に残された道は、日常生活で姿勢や歩き方に気をつけて、体幹を鍛えていくしかありません。
今は5センチのヒールですらヒーヒー言ってる位ですが、毎日鍛えて7センチ以上のヒールを美しく履ける日を目指そう…と思います。
しばらくは筋肉痛との闘いが続きそうです。
それではまた。