ダイエット

糖質制限の世界は思った以上に「おもしろい!」

こんにちは、糖質制限に最近はまったばかりのみりりっこです。

まあ、まぎれもない「初心者」&「にわか」なのですが、実践しながら関連書籍を読みまくるなど、異常な勢いでドハマりしています。

一度ハマると、周りがドン引くほどものすごい勢いでのめり込むタイプ。

ハマり始めてからここ1か月間で読み漁った関連書籍はざっと15冊くらいになりました。

食費(主に肉)と書籍代がえらいことになってますが、その分パンやスイーツなど嗜好品への出費がなくなったので、まあトントンかな、といったところです。
(もともとエンゲル係数が高すぎるもんで)

糖質制限なんて、すこし前まではちょっと怪しんでたくらいなので、こんなに夢中になるとは自分でも予想もしてなかったのですが…。
いやー、知れば知る程面白いんですよ。

ただのダイエット法ではなく、色んな病気の予防や治療にも役立ってくるので、一生使える知識として学んで実践して損はないと思います。

糖質制限関連の本って、今では次々と出版されてますが、色々な専門分野の医師がそれぞれの専門知識と実際の臨床例を元に本を書かれているのも初めて知りました。

糖質制限というと糖尿病の専門医の領分かなと思っていましたが、それだけでなく産婦人科医や外科医、精神科医など、色々な分野の専門医が糖質制限に関する本を出版されてます。

糖質制限は今では一般にも広く知られて、食品関連の民間企業も力を入れてますが、日本の医療の世界では糖尿病学会でも異端視されていたり、まだまだ取り組んでいる人は少数派なのが現状。

一般の人(糖尿病患者やダイエッター)とか民間企業の方が浸透するのが余程早いし、熱心に勉強している人が多いというのが現代らしいですね。

なので情報発信している医師同士のつながりも深いのか、互いに影響を受けて、現場で実証して、次々に新しい本が生み出されているという様子が分かって面白いです。

おかげで1冊読むと、そこで紹介されている別の著者の存在を知って、という風に、芋づる式に気になる著者が次々出てきてしまうので、まだまだ読む本が途切れなさそうです。

それにまだ1冊しか読んでなかったときよりも、頭のなかで知識が点と点がつながって、線になり面になるような感覚を得られています。

単なるダイエットだと最短1日で挫折してきた連戦連敗の私ですが、病気予防に役に立つし、知的好奇心が満たされるし、という思わぬ副産物のおかげで挫折せずに続いています。

新しいことを勉強するときって、学べば学ぶほど自分が無知だってことに気づくのも良いですね。

知識がない時のほうが、自分のこれまでの経験や知識だけをベースに分かったつもりになったり、偏った思い込みをして決めつけたりしがちなので。

糖質の過剰摂取で連想する病気も、以前は糖尿病とか肥満くらいしかなかったのですが、色々な病気を引き起こす大元の原因になるということも分かってきました。

糖質摂取量が多いということは、その分、体を作るのに必要なタンパク質や脂質の割合が少なく、代謝に必要なミネラル、ビタミンの量も不足し、色々な病気の原因になるということも。

私自身、子宮筋腫などの婦人科系疾患や、軽度のうつ病を抱えてていたり、毎年春になるとスギ花粉症に悩まされていたりしています。

こういった一見、糖質過剰摂取とは無関係そうな病気も、実は関連性があったりと、「もっと早く知りたかった・・・」ってことが沢山出てきました。

一般的に言われる「バランスの良い食事」や「健康的な食事」、「日本人に合った伝統食」がいかに人間の体に合っていないか、という事も、軽く衝撃的でした。

そもそも我々、現生人類のホモサピエンスは、本来は肉食メインの雑食だったことも知らなかったし。

私もこれまでマクロビに傾倒した時期もあり、明らかにタンパク質・脂質不足な食事を摂り続けながら「野菜たっぷりだから健康的」と思い込んだりしてました。
(それで健康状態が良くなったことは一度もないのに。)

日本人は昔からお米を食べてきたように言われてますが、一般庶民まで精製された白米を日常的に食べるようになれたのなんて、ここ数十年の話ですし。
(江戸時代の庶民も白米を食べていたとはいっても、江戸や大阪などの都市部の住人だけ)

こうなってくると、初期の人類史や食糧の歴史にも興味が沸いてしまいます。

「サピエンス全史」とか、めっちゃ読みたいけど、糖質制限関連の読みたい本もまだまだ残っているので、今は我慢。

いや~、本当に掘り下げるほど面白い世界です。

これからも勉強しつつ自分の体で実践して試行錯誤しながら、この先どんな風に体が変わっていくのか、観察していきたいと思います。