こんにちは。
糖質制限を始めて、なんと、半月も継続している、みりりっこです。
正直自分でも、糖質制限を始めて半月もの長い日々が、苦痛もなくあっさり過ぎたことに驚いています。
「たった半月続いた程度で何をおおげさな」、という感じですが、私にとっては今の状況はかなりの異常事態なんです。
というのも、私はこれまで一度もダイエットを目標達成まで継続できたためしがないからです。
今回は私のこれまでの「ダイエット黒歴史」を晒しつつ、ダイエット連戦連敗だった私でも、糖質制限なら続けられる(かもしれない)理由を話していきますね。
私にとっては、ダイエットを阻む最大の敵はいつも自分自信でした。
ダイエットしようと決意しても、酷い時にはたったの1日で糖質への誘惑に負けて挫折するほど、意志力がゴミだったんです。
ダイエット法の良し悪し以前に、そもそも体重が減り始めるまで継続ができないという情けない有様ですね。
「よし、今日からカロリーを減らそう!甘いものを我慢しよう!」
と決意しても、我慢しようと思うほど、「あ~あの店のケーキが食べたい」とか「あそこのパンが食べたい」とか、いつも食べたいもの(ほぼ糖質メイン)が脳裏にちらついてました。
で、うっかり美味しそうなスイーツやパンを目にした途端、決意も忘れて手を出してしまっていました。
例えば好きなパン屋の前を素通りするつもりが、気づいたらトレーとトングを手に持ってパンを次々にトレイに載せてたり。
大好きな成城石井にミックスナッツだけを買いに入店したはずが、気づいたらスイーツや麺類の総菜やらをごっそり買っていたり。
そうやって一度誘惑に負けてドカ食いしてしまうと、「あ~、またやってしまったわ」という自己嫌悪でどうでも良くなり、元の食生活に戻ってしまうことを繰り返してきたんです。
…と、過去形で書きましたが、正直今でも、私の意志力はゴミのままと言っても違いないです。
意志力がゴミレベルのままで、なぜ継続できているのかというと、糖質制限は意志力をあまり必要としないからなのかな?と思っています。
私の脆弱すぎる意志力は、いつも糖質への欲求にへし折られてきました。
だから「ダイエットが成功する人は、食べたい欲求をねじ伏せられる鋼の意志力あるんだ。」と半ばあきらめていたくらいです。
私にそんな鋼の意志力があったら、とっくにスリムな体型を手に入れていたはずだと。
でも糖質制限を選んで幸運だったのが、低糖質で高たんぱく・高脂質な食事をしていると、食後血糖値が大きく上がらないので、耐えがたい空腹感や、糖質への強い欲求が起こらなくなるということでした。
意志力が最弱なヘタレのままでも、戦う相手がいなくなれば勝てるのです。
最大の敵だったはずの「糖質への強い飢餓感」や「低血糖時の不快な空腹感」がなくなったので、難なく継続できてしまう。
これは自分で始めてみて、すぐに実感したことです。
糖質制限を本格的に始める前は、「大好きなスイーツやご飯・パン・パスタなどを我慢するなんて、どんだけ地獄の苦行なんだ」と想像していたのに。
一度、「低温調理した鶏むね肉+温泉卵+納豆・めかぶ+葉物野菜のサラダ」みたいな「低糖質・高たんぱく」な食事を摂ると、次の食事の時間になってもお腹が空かないことに気づきました。
前は糖質たっぷりの食事やスイーツを食べると、食後は満足しても、4~5時間経つと全身が脱力するような不快な空腹感に襲われてたのに。
今は1日1~3食と、食事のパターンを色々試していますが、1日1食でも2食でも、強い空腹感を感じることはほとんどないです。
例えば朝、「無糖ヨーグルト、ブルーベリー、ミックスナッツ、温泉卵」といった軽食を摂った場合でも、昼近くになってもつらい空腹感がなかったり。
その日は昼食をカフェラテだけにしても、夜までずっと空腹感がありませんでした。
昼食に低糖質な食事を取った日も、以前は必ずあった食後の眠気や夕方の脱力するような空腹感は全然ありませんでした。
ただ糖質をカットするだけで、タンパク質や脂質の量が前のままだと、パワーが落ちるような感覚があったので、前よりも肉や魚、卵の量を増やしたら解消されました。
これは「糖質制限を失敗する人のパターン」に多いらしく、糖質過剰な食生活を送っている人は、タンパク質や脂質が不足しているので、糖質をカットしても他は以前のままの量だと栄養失調になったり、辛くなって挫折してしまったりするのだそう。
身体の色々な組織は主にたんぱく質でできていますし、細胞を覆う細胞膜は脂質でできているので、それらは体にとって絶対に必要な栄養素なんですね。
理想的なたんぱく質量は体重1キロあたり1グラム位と言われていますが、もともと糖質過剰でたんぱく質不足だった人がいざこの量を満たそうとすると、結構な量の肉や魚を食べないと足りません。
糖質過剰な食生活のなかでも、特に「健康に気を遣って」玄米や野菜中心の食生活をしてきた人の方が、肉をがっつり食べることに抵抗があるので、そこでつまずく人も多いのかもしれません。
私も前は、「食事は野菜さえ沢山食べとけば健康的だろう」と思っていました。
…それ以上に主食や甘いものも沢山食べてましたがね。
でもここ1年くらいで低温調理器を使った肉や魚料理にハマっていたおかげで、肉食メインに移行する抵抗感はほとんどなかったです。
また間食については、糖質中毒の時のような渇望感ではないですが、たまに小腹が減って間食をしたいと思うこともあります。
そういう時は糖質の多いおやつではなく、ナッツやチーズ、ダークチョコレートなどを食べているので、我慢している実感もあまりありません。
「間食ぜったいダメ!」となるとストレスになりそうですが、ナッツ、チーズ、ダークチョコも好物なので、慣れてくるとこれで十分満足できて、甘いものへの関心も薄れてきます。
で、初めて半月くらい経って、実際体重は減っているのかというと、緩やかに減っています。
1.5~2キロ減のところでうようよしている感じです。
急激に減るとなると、健康的に大丈夫か?ってなりますし、失敗したらリバウンドがやばそうですが、今の体重でこの位のペースであれば、妥当かなと思います。
年齢的にも代謝が落ちてやせにくくなって、ボディラインも崩れてくる魔のアラフォー世代ですから、このまま1年くらいかけて無理のないペースでゆっくり落としていけたら理想ですね。
それではまた。