ダイエット

糖質中毒だった私が糖質制限を始めてストレスなく肉食に転向できた理由

こんにちは、にわか肉食女子のみりりっこです。
(女子と言える歳でもないですが)

今週も引き続き糖質制限生活を続けております。

私のこれまでの食生活を振り返れば、今の状況は大げさでなく異常事態と言えます。

私の糖質中毒歴

もともと私は重度の糖質中毒でした。

食事では主食大好きで米・パン・麺類・粉もの、なんでもござれ。
特に毎日のランチは「糖質まつり」でした。

野菜もちゃんと食べてはいましたが、糖質の多いイモ類が大好きで、果物も沢山食べていました。

更にそれだけでなく、間食でパンやスイーツを食べまくっていたので、おそらく摂取エネルギーの8割位を糖質が占める食生活だったと思います。

私のパン・スイーツ好きはかなり年季が入っています。

子どもの頃から毎日のように、母が手作りしたパンやお菓子を食べまくっていたので。

母は趣味で製パン・製菓を習いに行っていましたが、趣味とはいえガチ…本格的でした。

今のように便利なネット通販や富澤商店もない時代に、先生経由でプロ向けの器具や上質な材料を購入して、毎日のように作りまくっていました。

母にとっては作る過程そのものが目的であり、遊び・趣味であり、ストレス発散なので、成果物(パンやお菓子)を食べることには興味がなく、食べるのはもっぱら私や妹、近所の子供たちでした。

そのため、裕福な育ちでもないのにパンとスイーツに関しては異様に舌が肥えてしまいました。

大人になって都内で一人暮らしを始めてからは、母の手作りパンやお菓子を食べる機会は激減しましたが、代わりに待ち受けていたのは気軽に行ける距離にある名店の数々。

仕事帰りにデパ地下に寄ったり、休日に気になる店をめぐったり。

3度の飯よりパン・スイーツが好きな、しょうもない大人ができあがりました。

美味しいパンやスイーツを追い求めるのは最早趣味…いやライフワーク、いや、生きる目的の1つですらありましたね。

こんな年季の入ったガチなパン・スイーツマニアの私が、主食どころかパンもスイーツもめったに食べない生活を1か月以上続けられるとは、当の私自身が驚いています。

驚いてはいるものの、その理由は明確でもあります。

それは超絶に美味しい肉料理を食べられる秘密兵器があるからです。

まあ秘密もなにも、以前にも書いた『低温調理器』なんですけどね。

糖質制限食ライフの成功のカギは『低温調理』

一般的には、糖質制限をすると、糖質摂取による血糖値の乱高下がなくなり、低血糖による糖質への欲求が薄まるからとか、まあ色々あるのですが。

でももし毎日、パサパサ・カチカチな鶏ささみ肉や鶏むね肉料理と、ゆで卵だけの食生活だとしたら、私なら3日でギブアップしていたに違いありません。

それに毎日の食事を美味しくするために、手間と時間を掛けて料理するのもしんどいです。

私は美味しいものを食べたいけれど、料理自体は気が乗らなければやりたくないし、毎日の労力は限りなくゼロにしたい派です。(ようするに怠惰でわがままなダメな大人です)

いくら痩せたとしても、健康に良いと言われても、飽きます。
私にとって『飽き』は継続の最大の敵です。

パンやスイーツを我慢しなければいけない上に、日々の食事が単調で貧しかったら、確実に数日で音を上げていました。

こんな中途半端なグルメで超絶な面倒くさがりの、私の欲求に応えてくれたのが『低温調理器』でした。

本当に、低温調理器がなかったら、私の糖質制限生活は3日で終焉してましたね。

糖質制限の食事で苦労してる全ての人に勧めたい。

もちろん糖質制限やってない人にも。

美味しい料理が気軽に食べたい人にもお勧めだし、忙しい人、料理が苦手・嫌いな人にもお勧めです。

だって本当に簡単、というか、料理の腕とか一切いらないのです。

ジップロックに調味料をつけた肉を入れて、後は設定温度の湯の中にジップロックごと入れて放置するだけなので、調理器具の洗い物は限りなくゼロに近いです。

肉も普通のスーパーで買った肉で十分だし。(もちろん上質な肉を使うと更に絶品)

調味料も特別なものではなく、塩コショウとか、塩こうじとか、味噌とか、身近にあるもので十分。

それでいて出来上がった肉料理は絶妙な火の通り具合で、うま味が逃げずに凝縮され、絶品です。

自分が付きっ切りで煮たり焼いたりしても、こんなに美味しくなることはあり得ません。

その美味しさは、根深かったパンやスイーツへの渇望を忘れさせてくれるレベルです。

最近は休日に、ちょこっと手間をかけてロースハムを作ったりしてますが、これがもうヤバイ位に美味しくて、止まらなくなります。

低温調理器は糖質制限始める1年くらい前から愛用してましたが、糖質制限始めてからは更に重用しています。

アレルギー疾患の治療で成果を上げている先生の本で、タンパク質を摂るのは大事だけれど、同じ食材を立て続けに食べるのは、アレルギーの原因になりうるとあったので、最近は料理のレパートリーを増やそうと色々調べたりしています。

これからも美味しい肉料理のレパートリーを増やして、糖質制限食ライフを楽しんでいきたいです。

それではまた。