ライフハック

お金の使い方を見直すことは、自分の価値観を見直すこと

最近、家計の立て直しをしています。

これまで何度もやろうとして長続きしませんでしたが、それは自分自身の価値観や常識を疑ってこなかったから。

でも『本当に自分にとって必要で価値があることなのか』、それとも『ただの見栄や目先の欲なのか』、よくよく考えることが無駄な出費を防ぎ、大事なことにお金をつかえることに繋がるのだと気づきました。

私はもともと浪費家でいつもどんぶり勘定。

その時の気分のまま、欲しいなと思ったら良く考えもせず買ってしまう性格です。

一番のハードルは上げ過ぎた『水準』を落とすこと

浪費癖がある人に多いのが、あれもこれも『良いもの』をと望むうちにどんどん水準が高くなってしまうことです。

水準というのはいわゆる生活水準みたいなもの。

日常的な出費で言えば、特に根拠もなく服や小物は普段読んでる雑誌に出ているブランドで買ったり、化粧品はデパコスで、美容院は渋谷・青山で、お茶をするならスタバ以上のオシャレなカフェで、といった風に。

1回1回の出費はそこまで高額でないので贅沢している自覚もなかったりしますが、その積み重ねが莫大な浪費を生みます。

特に周りに合わせたい、見栄を張りがちなタイプはどんどん水準を上げてしまいます。

更には高収入な人であっても周りの常識に合わせたり、見栄をはったりするうちに、マイホームや車、子どもの教育費がどんどん吊り上がり、家計が火の車になる人も少なくありません。

そんな状態の人にとって、一度上げた水準を下げることは高い心理的ハードルを感じるもの。

自分にとって本当に価値があると感じるものにしかお金を使わない人と違い、人目を気にしたり見栄でお金を使ってしまう人は、一度自分自身の価値観と向き合い、凝り固まっていた常識を壊さないと前に勧めません。

自分の金銭感覚のおかしさに気づき、水準を壊すには

自分の価値観より他者の価値観に振りまわされてお金を浪費してしまう人は、自分の価値観でお金を使っている人から学ぶのが荒療治ですがおすすめです。

例えばミニマリスト

ミニマリストはただ単に最小限のモノだけで修行僧のような清貧生活をする人といったイメージを持たれがちですが違います。

その人によって自分にとって本当に必要で価値のあるものだけを所有して身軽に暮らす人々です。

人によって価値観が違うのだから、ミニマリストの持ち物は一様ではありません。

洗濯ひとつとっても、洗濯機を持たずに洗濯板とたらいで洗濯する人もいれば、高額な乾燥機付き洗濯機を持っていたり、自分では洗濯せずお金を払って洗濯代行サービスを利用している人も。

いずれにしても共通するのは、彼らが自分の価値観に従って選んでいる点。

ミニマリストは一見極端な生活スタイルから批判されることも多いですが、批判してくる他人の価値観などそもそもゴミでしかないのです。

あと最近はミニマリストでなくても少ない収入・生活費で工夫をしながら暮らしている人の発信も多いですね。

そうしたミニマリストや節約家の発信するコンテンツや書籍などは自分の価値観を疑い壊すための良い起爆剤になります。

ここで大事なのは彼らのやっていることをそのまま真似るのではなく、彼らの自分の頭で考え、価値観を養う力を学ぶこと。

彼らの動画などコンテンツを浴びるように観ていると、自分がいかにその場の欲に流されやすかったり、見栄でお金を使ってしまいやすかったりする点に気づかされます。

一度極端に走ってみるのも手

自分の価値観を疑い、壊すことができたら実践です。

このとき大事なのは中途半端にやらずに一度極端に振り切って徹底的にやってみること。

食費だったり服飾費だったり美容費だったりと項目別に予算を決めて、実践してみる。

それまで無制限に使っていたところに上限を設けることで、当然ながら今まで通りでいかなくなります。

となると、この目標を達成するにはどうすれば良いのか真剣に考えるようになる。

今まで惰性でリピートしてきた商品やサービスも、本当に自分にとって必要なのか、それでなくてはいけないのか。

1つ1つ吟味していくと、実は必要なかったりもっと安く済ませられたりすることが多いのです。

価値観を変えるだけでコストを抑えられるもの

価値観を疑い、水準を下げるだけで節約できるものはたくさんあります。

スマホが分かりやすい例ですね。

ブランドイメージにとらわれずサービスの質と価格を冷静に見比べて格安SIMに切り替えた人もだいぶ増えてきましたが、いまだに3大キャリアで高いお金を払っている人は多いです。

未だたくさんの保険に入っている人も、銀行での貯金しかしていない人も、自分でお金の勉強をして決めたという人より親世代の古い価値観にとらわれたままだったり。

ファッションへの出費も、特にアラフォー以降の世代はまだ雑誌の影響力が強かったので、読んでいる雑誌に載っているブランドが自分に合ったブランドだと思いこまされていたり。

この点、若い世代の方が柔軟で、お金をつかうことより、プチプラでもいかにセンス良く着こなせるかに価値が置かれています。

もし特定のブランドが好きでたまらなくて、そこの服を着ることが幸せなのなら、予算を逸脱しない限りは良いお金の使い方と言えますが、何となくのこだわりで中途半端なブランドを選んでいるなら、それが本当に自分に必要なのか考えてみるのも良いでしょう。

使うべきはお金よりも頭

出費を抑えて上手にお金を使うには、頭を使うしかありません。

いくら節約したいからといって、安ければ良いとやみくもに安いものばかりを追うのは、生活と心を単に貧しくするだけです。

スーパーのチラシを見比べて、卵が数十円安いからと遠くのスーパーに通うのが良い例です。

情報弱者のままでは他人の価値観に自覚なしに支配され、どんどんお金を失っていきます。

無駄を省いてコストを落としつつも、必要なところは質を落とさない。

そうするためにはリサーチ能力と判断力を鍛えるしかないのです。

例えば格安SIMを胡散臭い、怪しいと思っている人の多くは自分できちんと調べたことがありません。小一時間でも検索していれば一通りの情報は頭に入るのに。

私も3大キャリアで毎月8千円ほどかかっていたのが、格安SIMに切り替えてからは2千円前後で済んでいますし、以前使っていたキャリアと同じ回線を選んでいるので何の支障もありません。

家の中でしか使えない光回線も解約し、持ち運べるモバイルWi-Fiに切り替えたので、外出先でも通信料を気にせずネットを使えるようになりました。

服や小物類もある程度は消耗品として買い替えが必要ですが、ただ安ければ良いというものではありません。

靴なんかも最近はファストファッションブランドでも積極的に扱ってはいますが、安くても品質がいまいちなことが多いです。

同じ低価格帯でも靴専門のメーカーの方が品質が良いことが多いので、うまくそういうブランドを探し出したりと、買う前にまず情報収集をしています。

服に関しても汗をかきやすく洗濯頻度の高い夏服はワンシーズンで着倒すファストファッションにし、冬服は長く着られる良質なものを選ぶなど、環境に合わせて買う場所を変えたり。

今はゾゾユーズドなど、状態も質も良いユーズドを買いやすいサービスが整っているので、流行を追うのでなければ良い物が低価格で得られます。

スキンケアに関しても、栄養の勉強をするうちに内側から必要な栄養を摂ったほうが、外から化粧品を塗るより効果的だと知ったので、今はプロテインやサプリの方に重点を置いています。

まとめ

自分の価値観を見直すことで、普段何気なくお金を使っているモノやサービスに対して『本当にこれでなくてはいけないの?』『本当に自分が価値を感じるものなの?』と常に考える癖がつきます。

ただやみくもに節約するだけだと思考までケチになってしまいますが、自分が何を大事にしたいのか、その価値観を見つめなおすことで、本当に価値があるものにお金を回せるようになるのが私の目標です。

それではまた。