健康

うつ、偏頭痛、PMS…糖質制限・高タンパク・メガビタミンで消えた不調のオンパレード

これらの不調は歳や体質、性格のせいだと思っていたのですが…。

こんにちは、みりりっこです。

今回は本格的に体質改善を始めてから3ヶ月経ち、一年前と比べてどのくらい体調が変わったのかについて話していきます。

ところで、先週、花粉症が再発した…と思っていたのですが、翌日には熱が出てきたので、どうやら風邪だったようでした。

「でした」と過去形なのは、あっという間に治ってしまったから。

糖質制限・高タンパク・メガビタミンを実践していると、こういうちょっとした不調が起こっても、回復がめちゃくちゃ早くなるんだな、と実感しています。

ひどかったPMS偏頭痛も、最近はほとんど感じないし。

何より、一年前の今頃は仕事のストレスで心身ともに病気になって休職していたことを思い返せば、この変化はすさまじいです。

今だから軽く言えることですが、特にうつの症状は復職してからも度々ぶり返し、その都度体調も悪化して絶望的な気分になっていたのに。

少し体調が上向いて、何か新しいことにチャレンジしようという気持ちになっても、すぐに気持ちが落ちてしまい何もする気力がなくなってしまったりと、不調に振り回されることに疲れ切っていました。

それでも解決策を求めて片っ端から本を読み漁るうちに、藤川先生の本に出会ったことで、転機が訪れました。

うつ消しごはん/藤川 徳美 著

もし私が自分の病気を嘆くばかりで栄養について無知なままだったら、何も考えず医者の言う通りに薬を飲むだけだったら、今頃もまっとうな社会生活を送れていなかったかもしれません。

最初の頃は心理学方面の本に答えを求めていましたが、私自身はそれらに救われることはありませんでした。

「で、どうやって治せばいいの?」
読み終えても、その答えが見つからない本ばかり。

むしろ答えが見つからない焦りで、余計に心が病んでしまい、私には逆効果でした。

うつになるのも、自分の精神の脆さが原因だからと自分自身を呪ったり、自分を恥じて誰にも相談できずにいたりと、自分を追い込むことばかりしていました。

でも藤川先生の本には、「質的な栄養失調」や「鉄タンパク不足」など、それまで読んできた本には全く書かれていなかったことばかりで、面食らいました。

正直、一度読んだだけでは半信半疑で、他の著作も取り寄せて何度も読みました。

うつになるのは自分の精神の弱さが問題だと思い込んでいたので、
「こんなことで治るのだろうか」
と疑問を抱きつつも、
「少しでも良くなるなら試す価値はある」
と思うように。

最初はプロテインにもサプリにも抵抗があり、手探りの糖質制限から始まりました。

長年精神疾患に苦しむ患者さんが、栄養療法で完治していった豊富な症例の数々に背中を押されるように、プロテインやサプリを少しずつ取り入れる日々。

すぐに効果が出るものではないと知っていたので、あまり期待しすぎずに地道に続けてきましたが、だんだんと自分の中でも変化がわかるようになっていきました。

常に精気がなく、ちょっとしたことでパニックになりがちだった精神状態は少しずつ安定していき、自分本来の落ち着きと、動じない心を取り戻していきました。

気心を許せる友人や親と一緒の時くらいしか心から笑えず、人に会うのも職場にいるのも苦痛だったのに、しだいに職場でも笑顔になれるように。

ずっと心配していてくれた上司や先輩からも、最近すごく良くなった感じがすると言っていただけたり。

頭痛やPMS、強い疲労感といった体の慢性的な不調もいつのまにか消えて行きました。

一時的な風邪や肉体疲労からの回復も、驚くほど早くなりました。

同時に、自分の病気に対する捉え方も変わりました。

私自身、心の病について、自分の弱さから来るものとして後ろめたさや恥ずかしさがあったのだと思います。

でも原因と解決策がわかったことで、心の病でも体の病と同じように、客観的に捉えることができるようになったのです。

自分で話すのも、人に触れられるのも嫌だった病気のことを、今ここに書いているようにフラットに扱えるようになるとは、ドン底に落ち込んでいた頃からしたら驚きの変化です。

私の場合、うつになりやすい体質(鉄・タンパク不足)になった原因が明確にわかったのも心のありように大きな影響がありました。

私はここ5年の間で、子宮筋腫による不正出血のため、2度も手術を受けています。

数ヶ月に渡り不正出血が止まらず、度々の大量出血で極度の貧血に陥り、手術で問題の筋腫を取り除くしか選択肢もありませんでした。

手術のお陰で出血は止まり、一見健康を取り戻した感じではありましたが、大量の貯蔵鉄を失ったことで、じわじわと体と心を蝕まれていたようです。

慢性的な不調がしだいに悪化していき、精神的な安定も失われていき、2度目の手術の半年後、うつ病になりした。

もちろんストレスの影響も無視はできません。

2度目の手術に至る前、私は、慣れ親しんだ部署から引き抜かれて、別の上司の下につけられました。

その上司は酷いパワハラですべての社員から嫌われている創業者の息子で、私は直接被害は受けなかったものの、毎日隣で部下を怒鳴り散らしているのを聞かされ、しだいに心を病んでいくことに。

後継者としてろくに下積みもせず、ビジネスの勉強もしていない御子息は、思いつきで色々なプロジェクトを始めさせては、数日で飽きて放り出すといったことを繰り返してきました。

先に精神がまいってしまった私の部下は逃げるように辞めていき、見かねた創業者により部署は強制的に解散となり、地獄のような日々は終わりに。

けれど私の体のダメージは既に進んでいて、その頃から不正出血が止まらなくなりました。

私のうつの引き金になったのはこうしたストレスですし、体調が良くなったとしても、これからもストレス源がなくなることはないでしょう。

今もあの上司に振り回されて苦しんでいる役職者はたくさんいますし、過去に私のように体調を崩して辞めた人もたくさんいます。

でもダメージを受けることは避けられなくても、回復する力をつけることは自分でコントロールできることがわかりました。

以前の私は病気や慢性的な不調に対する解決策が見つからず、ただ振り回されていたので、自分でコントロールできることがある、というのは大きな変化です。

ここに至るまで、色々な本を読んで、試して、失敗もしまくってきましたが、諦めずに探し続けてきて、ようやく出口がみつかりました。

これまで、ドン底で不安定な時期も変わらず付き合ってくれた友人や母にも感謝していますし、直接の患者だけでなく、本を通して私を含めて多くの患者を救ってくださった藤川先生にも感謝していています。

自分自身、健康を取り戻して周りのことが目に入るようになってくると、形は違えど不調に悩む女性だらけ。

今は少しずつ、周りの人の悩みを聞きながら、押し付けない範囲でアドバイスをするようになりました。

自分だけでなく、誰かの助けになるには、もっと勉強して知識をつける必要を感じています。

このブログも、不調のドン底で最悪に不安定な時期に、それでも何かしたいと立ち上げたものですが、この一年で、女性の美にとっても健康は一番重要だということを痛感しました。

いくら寿命が延びたとしても、お金があっても、健康を失って身も心も早々に老けてしまったら、人生を楽しめないし、自分の可能性も狭めてしまうので。

これからも美と健康をメインテーマに、発信をしていきたいと思います。

それではまた。